51歳大幅賃下げ

三井住友銀行は、なぜ51歳から賃下げを行うのか？
総合職の年齢差別をやめよ！

• 30年間も日本では平均賃金が上がっていない中、物価高騰、社会保険料負担増、消費増税等で実質賃金は下がり続けている昨今、なぜ、51歳になっただけで、基本給を大幅に下げられないといけないのか？　死活問題だ！
• この賃下げは、高給が前提の総合職行員をモデルにした人事制度。中途採用や関連会社の統合など、平均賃金840万円より数百万円低い賃金水準の行員にとっては、一律の人事制度のもとでは生活困窮度で、大変辛い思いをしている。

51歳といえば…

51歳といえば、まだ子供の教育負担等、最も家計支出が大きくなる世代であり年齢差別の賃下げの中止を要求します！

組合は、団体交渉において、「なぜ51歳からの賃下げを考えたのか？」の質問に対し、銀行は「銀行の人事制度は銀行の判断である。」と回答し、なぜ51歳からの賃下げを採用したのかの理由も明らかにできないでいます。

大企業の内部留保も増え続け、労働者と企業、富裕層の収入格差の拡大是正が、国民的に求められているとき、三井住友銀行の特に低い賃金水準の中途入社者に対する51歳からの大幅賃下げ適用は何としても中止、是正が必要ではないでしょうか！

• 賃下げは、単純に毎月の生活費に影響を及ぼすだけでなく、賞与（臨給）や将来の年金受取額も下がり、生涯収入にも大きな影響があります。

三井住友銀行の行員の皆さん

総合職51歳からの大幅賃下げを理不尽だと思っている皆さんは、金融ユニオンにご連絡ください。時代に逆行した51歳賃下げ制度をやめさせるために一緒に闘いましょう！

• 岸田首相が今年の新年祝賀会でも「インフレ率を超える賃上げ」を経済界に直接要請するなど、世論が賃上げに注目する中、三井住友銀行が51歳からの賃下げを強行してきた姿勢を変更させましょう！

2023年 1月10日
全国金融産業労働組合
中央執行委員長　黒田清美

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